yoshisato17470615のブログ

日常に感じたこと、また使ってみて良かった商品の紹介をします。

窓口での本人確認

証明書の発行を申請する際、どこの自治体でも本人確認をしなければ、証明書を交付することはないですが、よくこの本人確認で揉めることがあります。

しばしばあるのが、運転免許証を忘れてきてしまった場合で、保険証など2点確認できればオーケーなものを1点しか持っていないというものです。

この場合はどうにもできないので、一度お帰りいただく以外無いのですが、急ぎだからなんとかならないかと交渉される方がたまにいらっしゃいます。

急ぎだとしても、こちらとしては本人確認ができなければ、その人が誰であるのかわからないわけですから、交付するわけにはいかないのです。大抵の場合、"お役所仕事だ、こちらの都合も考えて欲しい"とお叱りを受けますが…

顔写真のないものだけ(例えば保険証)をお持ちの場合、変な話ですが、窓口に来た人がどこかで拾得したものを悪用している可能性が捨て切れないわけです。住所氏名生年月日が拾得物からわかれば、証明の申請書に記入する必要がある分は埋めることができるので、顔写真なしで本人確認を行うと、無関係の第三者に証明書を交付してしまう恐れがあります。

それは絶対に避けねばなりませんので、不便を承知で、本人確認に必要な書類が無ければ一度お帰りいただくしかないのです。

 

士業の方々が資格証1枚で本人確認を求めることがあるのですが、国、地方公共団体、公的機関が発行したものでない以上、保険証などと組み合わせて見せていただかないとダメですので、ご理解いただきたいなぁと思います。こちらもしばしばお叱りを受けます…

ご自分の仕事に誇りを持っているのは大変良いことであり、その資格証で本人確認をと思うのはよくわかるのですが…

色々と雁字搦めで融通が利かないところも(ばかり?)ありますが、ご理解いただけたらと思います。